現在、教育コンサルタントとして活動しています。教育プログラムの企画、学校の先生方を対象とした研修の実施、教育CSRの事業計画の提案などが主な仕事内容です。キャリアリンクに入る前は、大学院に通いながら、教育系のNPOで国際協働学習やICT活用をテーマにしたワークショップやフォーラム、学校現場での授業実践をサポートする活動をしていました。課題や目的を持ち、それに向かって人を集め、実現させるプロデューサーやディレクターの仕事に興味がありました。

NPOでの自分の課題は、仕事としてクオリティの高さを求めきれなかったこと。企画をしっかり立て、相手が求めることに対して必要なサポートをおこない、きっちり工程管理する。それをプロとしてできるようになりたい、というのがキャリアリンクに入るきっかけでした。せっかく意欲をもつ人たちが集まる場があるなら、もっといいやり方があるんじゃないか、もっといいものができるんじゃないか。課題感と、貪欲さがあったと思います。

教材も、世の中に出すからには納得のいくものにしたいし、クライアント企業への提案資料一つにしても、相手のストライクゾーンに入って「いいね、これでいこう」と言ってもらえるものにしたい。研修の講師であれば、1時間なら1時間、という与えられた時間がある。こういう授業をやってみよう!という意欲を持って、次の一歩を踏み出してもらうように、そこにいる人たちとの1時間をより良いものにしたい。研修の相手は学校の先生方で、自分自身が考え、行動しなければいけない立場の方たちです。「誰かがやってくれるだろう…」ではなく、その人自身がエンジンになってもらいたい。届けた先の人の、次の何かにつながる仕事をしようと思うと、相手が思っている以上の情熱、想いとクオリティをもってのぞまないと、そういう勝負はできません。次へ、次へ。次につながるように。その姿勢が基本にあるかなと思います。

仕事をはじめてすぐに痛感しました。仕事って、一人でできるものじゃないな、と。クライアントさんの想いが入るから息が吹き込まれるし、チームで仕事をすれば、一人でやるものより絶対いいものができる。教材にしても、コーディネートにしても、プロジェクトにしても、その点は同じかな、と思います。

仕事は、いろんな人の持っているものの相乗効果、融合されたもの。いろんなキャリアやバックグラウンドを持った人の人となり、時間を共有してつながることで、それぞれの人を高めていけるものであるといいと思うし、そういうのがやっぱり楽しいと思います。つながりが時間軸で積み重なれば、より深いつながりになるだろうし、横に広がっていけば、喜びを共有できる人が増えていく。つながりの広がり、深みというのは大事にしているキーワードだと思います。