教育支援活動実施の流れ

授業実施に必要な教材ツールを考える

出張授業で使う教材ツールには、講師が使用する授業スライドや、児童・生徒に提示する教材やワークシートだけでなく、教員の授業進行に役立つ指導書(ティーチャーズガイド)に加え、参考資料など授業の質を高めるためのコンテンツをトータルに提供することが有効です。

開発教材の種類とポイント

教材開発にあたり、まずは「どのようなツールを使って、どのような授業をするか」を考える必要があります。
ここからは、教育支援活動で多くの企業が作成・使用しているツールの解説と、作成時のポイントをご紹介します。

教材の種類

解説

作成時のポイント

授業スライド

講師の授業を補足するためのスライド。学校にあるパソコン、プロジェクターやモニターを使用して表示しますので、どのような環境でも再生できるデータを用意することが必要です。

  • 提示用のスライド教材は児童・生徒の思考レベルに配慮しましょう
  • ユニバーサルデザインに配慮して制作しましょう

1授業につき15~25枚程度、教室のどこからでも確認できる文字や画像のサイズ、色弱児童・生徒への配慮など

ワークシート

児童・生徒が学習に用いる書き込み形式の用紙。出力物を企業で用意して学校に持っていくこともありますが、学校で用意(出力)されるケースが多く、どのようなパソコン・印刷機からでも出力できるデータを用意することが必要です。

  • ワークシートは、児童・生徒が自分の意見、考えを記入する(思考につながる)内容にしましょう
  • 穴埋めなどの知識の習得を問うだけではない内容にする
  • 45分の授業ではA3もしくはB4の見開きに内容が収まるように工夫します。ワークシートを見開きにすることで、児童・生徒にも1時間の授業の流れの見通しが持てます。

映像教材

映像を使って授業の補足を行う教材。授業スライド内に組み込んで使用したり、DVD再生機器や、PCでデータを直接再生するケースがあります。

  • リアリティあるインタラクティブな構成で学習への関心を引き出す映像教材。授業内で児童・生徒が映像に集中できる時間は短いため、教材映像は7分以内をめざして制作しましょう。
  • 学校は映像を流すための高スペックPCを所持していません。営業で使用しているノートPCなどで動作検証してみるのもよいでしょう。

ティーチャーズガイド(指導案)

学校教員・企業講師が教育プログラムの内容や進行を記したガイドライン。企業によっては、作成される場合とそうでない場合があります。

教員または講師が授業を進める上でのポイントや教材の効果的な使い方を示す指導書には授業のねらいや発問のポイント等を具体的に記載します。これにより教員の円滑な授業進行をサポートします。

講師ガイド

この記事の最終更新日:2018年7月19日

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