今は、セクションチームマネージャーという立場でもあるため、設定したプロジェクトのゴールを意識し、プロジェクトにかかわるすべての人がそこに向かいながらプロジェクトや成果の質を高めていけるよう、スケジュール・予算・タスクなど全体を調整していくという役割を担っています。
例えば、全国の小学校対象の絵画コンクールを活用した環境教育のプロジェクトは、規模が大きく、クライアントの担当者も、キャリアリンク社内でも多様な専門性をもつ人が集まっています。プロジェクトは、例えば10人で組んでいたとしたら、1+1+1…で10の力になるわけではなく、そこにいる人がどれだけ力を発揮できたかで、10より減ることも増えることもあると考えています。それぞれの専門性や能力をファシリテーターとして引き出し、上手く繋いで、質の高い成果が生まれる状況をつくっていくのが自分の仕事だと思っています。まさに「キャリアをリンクする」という言葉のそのままですね。
そして、クライアントが期待する成果の先を描くことも同時に意識しています。“絵画コンクールの成功”で終わるのではなく、それが、次世代の育成や、社内の人材育成などさまざまな分野に繋がっていることを、プロジェクトを推進する中で、クライアントに実感してもらうのがわたしのめざしていることです。